車中泊避難所ご利用方法
車中泊避難所の利用希望者は、事前に登録されている車中泊避難所の中から、
場所・設備などを考慮した上で避難できそうな場所を探します。
そして、登録してある連絡先に直接連絡し、利用していいか許可を得てから利用します。
また、車中泊避難所は被災していない前提で登録しております。
そのため、災害時の状況により、車中泊避難所自体を利用できない場合もあります。
屋内・屋外の一部の設備が使えないことや、担当者に連絡がつかない場合もあります。
事前に避難候補の避難所を多くリストアップしておくことをお勧めします。
車中泊避難所の必要性
医療的ケアが必要な子どもとその家族が災害時に避難する際には、
徒歩での避難は難しく、車での避難が必須となります。
その理由としては、自力での歩行が難しいことや、
多くの医療物や医療機器を持って避難しなければならないからです。
在宅避難も考えられますが、家屋の被害がある場合を想定して、車での避難を考えておかなければなりません。
しかし、個室対応が難しいなどの理由から、一般の避難所に避難するのは難しい場合もあります。
また、医療的ケアが必要な子どものケアに必要な電源や設備があるとも限りません。
そのため、福祉避難所などの公的支援を受けられるまでは、車中泊避難を余儀なくされることが大いに考えられます。
※医療的ケアが必要な子ども:生きるために日常的な医療的ケアと
医療機器(気管切開部の管理,人工呼吸器の管理,吸引,在宅酸素療法等)が必要な子。(以下 医ケア児という)
※福祉避難所:高齢者や障害者など一般の避難所生活では支障をきたす要配慮者に対して、特別の配慮がなされた避難所のこと。
また、医ケア児家族でなくても、小さい子どもや高齢の家族がいると車での避難を考えます。
自治体によっては、パチンコ店や大型スーパーなどと駐車スペース用に協定を結んでいるところもありますが、
住んでいるところの近くに避難所があるとは限りません。
避難所での生活には、不便を感じるという声も聞きます。
実際に2016年の熊本地震では7割が車中泊避難したと聞いています。
昨今では新型コロナウィルスの感染防止の観点から車中泊避難する人が多くなっているという現状もあります。
しかし、災害時に、すぐに車で避難できる場所が見つかるとは限りません。
そこで、医ケア児家族も、災害時に車中泊避難ができる場所の登録を始めました。
登録している車中泊避難所は、使用可能な屋外設備や屋内設備を事前に登録しておくことで、
医ケア児家族が避難する際に、参考にできるようにしています。
すべての人に健康と福祉を・・SDGsの取り組みのひとつでもあります。
登録済みの車中泊避難所は下のボタンから検索できます↓↓↓
車中泊避難所を募集しています!
災害時、敷地スペースの一部(駐車場等)を車中泊避難場所として利用させてくださる企業様を募集しております。
・用意していただくものはありません
・企業様側スタッフの常駐も不要です
・時間の制限や社員様の手を煩わせることもございません
→必要なのは「車1台分のスペース」のみです
【利用条件について】
車中泊避難所の利用条件として、
例えば…
・営業時間のみ
・定休日は不可
・営業時間のみトイレ・電源可
・駐車場のみ
などでも構いません!
さらに可能な場合は、
■電源
■水道
■トイレ
■AED
■空室
などの設備を利用させていただけますと助かります!
上記のような設備がなくても問題ありません。
利用希望者が利用可能な設備を確認して避難所を選択していただきますので、
企業様のご負担にならない範囲でご協力いただけますと幸いです。
避難所としての利用にご協力いただけます企業様は
■電源、水道、トイレ等の施設・設備の有無、利用の可否
■避難所利用の条件等
について「避難所登録チェックシート」に必要事項をご記入の上、下記宛先までFAXをお願いします。
*避難所登録チェックシートはこちら*
FAXはこちらまで →086-206-6655 (NPO法人輝くママ支援ネットワークぱらママ ひなんピング事務局)
ご不明な点は
メール:info@paramama.jp 電話:086-238-8037 までお問い合わせください。