災害時になくて困ったものランキング!今すぐ揃えるべきアイテムとは?
災害とは突然やってくるもの…みなさんは十分な備えができていますか?
家族のために抜かりなく準備をしておきたいですが、市場ではたくさんの防災グッズが出回るようになり種類も多くなってきて「実際に必要な防災グッズはどれなの!?」という声も聞こえてきます。
そこで今回は、「災害が起こったときになくて困ったもの」を調査し、独自にランキングしてみました!
この結果をもとに、いざというときに本当に役に立つ防災グッズを備えましょう!
なくて困ったものランキング!
1位 水(飲料水・トイレやお風呂などの生活水)
第1位は水!
やはり、わたしたちが生活するうえで必要不可欠になってくる水が第1位でした。
前回の記事【災害時における断水時の飲料水と生活用水の確保】でもお話した災害時の水の確保について…災害時の規模にもよりますが、給水車は3~7日程度で来ることが期待できるそうです。
給水車が来るまでに必要な水分は、飲料水「1日一人3リットル」を3日分とされています。
少し余裕をもって2Lのペットボトルで約6本、ひとり分が「6本入りの1箱」になります。
それとは別に忘れずに用意してもらいたいのが、日常生活において必要不可欠となってくる生活用水です!
生活用水の備蓄は、「1日一人10~20リットル」が目安とされています。
トイレの水洗に約6L、手洗いに約2L、食器洗いに約2L、洗濯に約10Lなどを想定したものです。
生活用水が3日分で一人当たり60L、2Lのペットボトルで準備すると約30本、よって一人分の必要な生活用水は「6本入りの5箱」になります。
ひとり分の飲料水+生活用水=約60L
「2Lのペットボトル6本入り×6箱」を備えておきましょう!
2位 モバイルバッテリー
第2位はモバイルバッテリー!
災害時に確保しておきたい連絡手段、情報収集手段、さらには精神安定にも繋がるといっても過言ではないスマートフォンの充電ができるモバイルバッテリー。
使い道はそれだけにとどまらず、そのほかの電子機器(照明、扇風機など)にも利用できる強い味方!
コンパクトで軽量で日常使いしやすい身近な蓄電池なのです。
最近ではソーラー充電が可能なタイプもあるそうなのでチェックしてみてください!
3位 懐中電灯・ランタン
第3位は懐中電灯・ランタンなどの照明!
電気のある生活が当たり前の日常で、準備を忘れがちなのが懐中電灯。
災害時の夜は真っ暗な闇に包まれます。
真っ暗な中、明かりがないとトイレに行くことも、食事をすることも、オムツを変えることもままなりません。
停電したときの強い味方、懐中電灯やランタン。
いざというときに液漏れしていたり、電池が切れていたり…なんてこともあるみたいです。
交換用の乾電池を準備することや、定期的に使えるか点検をしておく必要がありますね。
4位 ラジオ
第4位はラジオ!
スマホの充電が切れてしまったときの最後の頼みの綱となるのがラジオ。
災害時、自分の置かれている状況を把握できる情報手段として備えておきたいです。
電池式のポータブルラジオは長時間使用可能なもの、手回し、ソーラーなどさまざまな方法で充電できるもの、中には、スマートフォンを充電できるモバイルバッテリー機能も備えた便利な製品もあります。
ぜひ、チェックしてみてください。
5位 非常食
第5位は非常食!
災害時はガス、水、電気などが止まり、料理する手段がなくなります。
そこで必需品になってくるのが、火を使わず、電気が止まっていてもすぐ食べられる長期保存が利く非常食です。
缶詰、レトルト食品、水を入れるだけで食べられるお米類など、種類も利便性も充実していきています。
ポイントになってくるのが、家族が食べられる好きなものを用意しておくこと。
精神的にもしんどい災害時、口にできるものが限られているからこそ、好みの非常食があると、こころ強いですね。
あらかじめ家族で非常食の試食をしてみることをおすすめします。
保存期間をチェックしながらローリングストックをこころがけてくださいね。
【日本ハム】 陸上自衛隊戦闘糧食モデル
ネットやメルカリでも販売されているようです。
以前、ひなんピングのイベントで試食会をしたのですが、煮物は『安心する味、根菜が柔らかくて食べやすい』やきとりは『柔らかくてあまじょっぱい』等々、どの味も大変好評でした。サバイバルでも生き残れるよう、味は濃いめです!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【レポート】第22回 医ケア児家族とその家族のための防災講座&体験会 開催しました!
6位 現金・小銭
第6位は現金・小銭!
最近主流になってきたキャッシュレス決済。
普段現金を持ち歩かない方も増えたのではないでしょうか。
ですが、災害時は停電や回線の不調によりクレジットカード、バーコード決済などのキャッシュレス決済が使えない場合もあります。
さらに災害時にも良心的に開店してくださるお店側が保持している両替にも限りがあると想定されますよね。
なるべく小銭で買い物ができることが望ましいでしょう。
最近ではあまり見かけなくなった公衆電話も、この時ばかりは貴重な連絡手段となりますが、10円玉、100円玉でないと電話をかけることができません。
10円玉、100円玉を多めに備えておくことをおすすめします。
7位 防寒具
第7位は防寒具!
寒い中での避難、必要不可欠なのが防寒具です。
防寒具だけでなく、季節に合わせて対応できるような備えが必要です。
寒い時期は毛布、防寒着、使い捨てカイロ、アルミシート、カッパなどもおすすめです。
夏い時期は、保冷剤、ネッククーラー、冷却タオル、うちわなどを備えましょう。
保冷剤はキャンプ用の大きめの保冷剤がおすすめですよ。
まとめ
「なくて困ったもの」ランキングから、「本当に備えておくべきもの」が見えてきましたね。
その他にも、ガスコンロ、交換用のガス、簡易トイレ、トイレの凝固剤、常備薬、おむつ、おむつシート、生理用品、メガネ、コンタクト、からだふきシートなど、生活用品の備えについても多くの意見がありましたよ。
これまでもお伝えしてきましたが、日頃からの備え、ローリングストックを心がけて生活に防災意識を取り入れて過ごしましょう!
こちらの防災記事もあわせてぜひごらんください。