災害時の備えにプラスワン!防災ラジオ
災害時の情報収集として非常に役立つスマホ。
普段から使い慣れているため、ついつい使用しがちですよね。
しかし充電の減りが速いため、災害時にはできる限り使用を控えておく必要があります。
そんな時に頼りになるのが防災ラジオです。
電力供給が絶たれた場面に手回しやソーラー充電で使用できるため、非常時に便利。
今回は防災ラジオについてご紹介します。
防災ラジオの選び方
防災ラジオを選ぶ際には、まず対応している周波数を調べておきましょう。
AM・FMの2種類の周波数がありますが、災害時においては地域の情報を収集できて音質が良いFMを選ぶようにしましょう。
災害時に必要な情報をピンポイントで得られるように、音楽FMやコミュニティFMなど、自分の地域のFMがどんな内容を放送しているのかを確認し、事前に合わせておきましょう。
停電したときに補助の充電方法があるかを確認
①電源がなくてもすぐに使える「乾電池タイプ」
停電になっても乾電池さえ用意しておけば安心ですが、対応した乾電池を常にストックしておく必要があります。
乾電池が使用期限切れにならないように定期的に確認しましょう。
②電池がなくても使用できる「手回しタイプ」
手でハンドルを回して充電するこの「手回しタイプ」は、電池切れや停電の際にも電力を供給できる点が魅力。
しかし災害時すぐにラジオを聴くことができないため、定期的にハンドルを回して蓄電しておきましょう。
同じ条件下でもラジオによっては、稼働できる時間が長くて1時間以上だったり、短くて10分未満と大幅に異なります。
ハンドルを回すのが少なくてもできるだけ長く聴けるものを選んでください。
③普段から使いやすい「蓄電池タイプ」
蓄電池タイプは防災ラジオ本体を充電して使用します。
常に充電しつつ決まった場所に置いておけば、非常時に充電満タンの状態ですぐに持ち運べます。
しかし充電の際には電源が必要となるため、電源がない状況での長期避難には不向きです。
補助の充電方法を確保しておきましょう。
④電源なしで使える「ソーラータイプ」
パネルに太陽光を当てて充電するソーラータイプは、晴れの日なら電源や乾電池なしで使用できる点が便利ですよね。
しかし、晴れの日でも充電に時間がかかり、数分しか聴取できないものから1時間以上聴取可能なもののなど、聴取できる時間も商品によって異なります。
充電できる環境が限られているため、あくまでも補助の充電方法として考えましょう。
付属機能が充実しているものだと災害時に役立つ
①ライト機能付きを懐中電灯として使用可能
停電時には手元や部屋を照らす明かりが必要ですよね。
災害用として準備する場合は、1点を照らすものよりは広範囲を明るく照らせるものを選びましょう。
また、毎日使用するものなので、スポットライトとして照らすもの、ランタンのように周囲を照らすもの、ヘッドランプのような作業時・避難時に使用しやすいものなど複数用意しておきましょう。
②助けを呼ぶことができるSOS機能
SOS機能付きのものは緊急時に周りの人へ助けを求めたい場面で役立ちます。
自分の位置を知らせたり、音でコミュニケーションをとったりなど、万が一の時に便利です。
ホイッスルなどをラジオに取り付けておくと、どこにしまったか忘れずに済みますので、もしもに備えて常備しておきましょう。
③モバイルバッテリー付きのものは容量に注意
緊急時の連絡手段としてスマホは欠かせないため、充電機能はとても役に立ちます。
いざという時に備えて、充電用ケーブルの有無、付属ケーブルが自分のスマホに対応しているかの確認は必ず行ってください。
バッテリー容量は5000mAhより少なすぎると充電しきれない可能性があります。
バッテリー容量はできる限り容量の大きいものを選び、防災ラジオとは別にモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。
おすすめ多機能ラジオ3選
ソーラー多機能ラジオライト
ソーラー多機能ラジオライト5000 4way充電 防災防犯ダイレクト楽天市場店
ソーラー機能をはじめ、様々な充電方法や機能があり、防災ラジオとして人気。大容量のバッテリーが魅力的で心強いラジオです。
マルチレトロラジオ
マルチレトロラジオ グレー・ブラック・クリーム・ミントグリーン・グリーン 1台7役(ラジオ ライト アラーム(SOS) モバイルバッテリー 音楽再生 時計 防災グッズ 防災 災害対策) セレジオーネ/楽天市場
見た目もおしゃれで普段の生活になじむラジオ。手回し充電(緊急時)、ソーラー充電(サポート)機能もあり、防災用にも活躍します。
クマザキエイム オレンジ チャージオ・ミニ [手回し/ソーラー蓄電ラジオ]
SL-088 クマザキエイム オレンジ チャージオ・ミニ [手回し/ソーラー蓄電ラジオ] PREMOA/楽天市場
重さわずか260gと、かなりコンパクトサイズ。防災リュックにいれてもかさばりにくいので、持ち出し用に備えておくのもおすすめです。
まとめ
災害時には、普段当たり前のように使っているスマホが使えなくなり、正確な情報を知るのに苦労することがあります。
必要になる情報をすぐ収集できるように、防災ラジオを用意しておきましょう。
懐中電灯や充電機能など、防災ラジオに追加したい機能を手持ちの防災グッズとあわせて考慮し、最適な1台を選んでください。