地震・台風・豪雨などの災害時に持ち歩きたいもの5選
近年は地震や台風、集中豪雨などの災害が非常に多くなっていることから、防災の重要性が一段と増加しています。
自宅に防災グッズを用意しているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、災害は自宅にいる時に起こるとは限りません。通勤や通学中など外出中に災害に遭う可能性もあります。
自宅での備えは万全でも、外出時は意外と見落としがちです。
そうは言っても、ほとんど使う機会のない防災グッズを常に持ち歩くのは、荷物も増えてしまい大変です。
そこで今回は、普段使うもので災害時に役立つものを5つ紹介したいと思います。
①キーホルダーに付けられる小型ライト
夜のウォーキングにも役立つ小型ライトは、夜間はもちろんですが、停電した建物で状況を把握するためにもとても役立ちます。
スマートフォンのバッテリーを節約するためにも、ぜひ身につけておきたいもののひとつです。
②モバイルバッテリー
家族と別々の場所で災害に遭った時や身動きが取れない状況になった場合などは、連絡手段である携帯電話は生命線です。
モバイルバッテリーは普段から持ち歩いている方も多いと思いますが、災害時のことを考えると、できるだけ大容量のものが望ましいです。
また、せっかく持っていても、いざという時に充電が切れてしまっては意味がありません。
外出前には満充電するように心がけましょう。
③硬貨
最近は現金を使用する機会が減ったという方も多いと思いますが、災害により停電が発生した場合は、
電子決済だけでなくATMも利用できなくなる可能性があるため、常に最低限の現金は持ち歩くようにしましょう。
まとまった金額があったほうが安心ですが、停電時は店舗側がお釣りを用意できない可能性があるため、
一万円札などの高額紙幣は避けるのが無難です。
また、豪雨や洪水などの水害の場合は、紙幣は濡れて使えない状態になってしまうことも考えられます。
そこで、日頃から硬貨を持ち歩くことをおすすめします。
特に、ある程度大きな金額の買い物もできるように500円玉を含めるようにするとよいでしょう。
④使い捨てカイロと冷却シート
地域にもよりますが、春先などでも夜は冷え込むことがあります。
真冬だけでなく、少し長めの期間使い捨てカイロを持ち歩くとよいでしょう。
反対に、夏は熱中症の危険性があるため、冷却シートなどがあると重宝します。
⑤お菓子
お菓子は火や水を使用して調理する必要がなく、手軽にエネルギー補給ができるため、非常食に適しています。
また、賞味期限が比較的長いため、多めに買って普段から自宅に備蓄しておくことができます。
甘いお菓子はストレスを和らげる効果もあるので、災害という緊張感を伴う環境に束の間の安らぎを与えてくれるでしょう。
【番外編】家族の連絡先
携帯電話を紛失したり、故障させてしまった時のために、身近な人の連絡先は紙に書いて持ち歩くようにしましょう。
万が一自分がケガをしてしまった時など、周囲の人に連絡を取ってもらうことができます。
また、身分確認に使用することができるように、自分の名前も忘れずに書くようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。備えは念入りにするに越したことはありませんが、あまり負担になりすぎると長続きしません。
今回紹介したような普段から使うものや荷物にならないものであれば、無理なく、無駄なく災害に備えることができます。
ぜひ参考にしてみてください。